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2024/05/17 (Fri.)

2010
12
04

ジェイアメ

霞月さんお誕生日おめでとうございます!!!
がっかりクオリティ申し訳ないです・・・・。

拍手もありがとうございますー><

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[つづきはこちら]

2010/12/04 (Sat.) Trackback() Comment(0)

2010
11
24

シティシーフ♂

スイフトとスターリング。
スターリングのへそ出しは面倒なのでなくなりました← 元々FE暁のサザのオマージュ(笑)でしたので。
シティシーフはジャミルみたいになんか派手な格好してた方がいいんですかねwww

どうでもいいですが、この2人身長差6㎝ある設定です・・・。あんまり差があるように描いてないですけど・・・。
頭身おかしいので見逃して頂けるとありがたいwwww

2010/11/24 (Wed.) Trackback() Comment(0) 雑文

2010
11
22

ノーマッド♀・ホーリーオーダー♀

急遽落書きしてみましたが、すごく色キチですね・・・。今に始まったことではありませんがwww
アズィーザとモニカ。モニカもそのうち話に出てくる予定です・・・。

拍手ありがとうございます><超不定期ですが更新頑張りたいと思います・・・。

2010/11/22 (Mon.) Trackback() Comment(0) 雑文

2010
11
21

一応・・・。

間があいたっていうレベルじゃないですけど4話目アップしました。
相変わらず稚拙な文章ですが・・・。
アマツバメの人の設定もそのうち(笑)本当自分楽しいばっかですみません←
絵は多分ちゃんとしたのは12月になると思いま・・・す・・・・。
落書きすらアップしてないけどどういうことなの←

2010/11/21 (Sun.) Trackback() Comment(0) 雑文

2010
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第4話

アバロンの街に出没するという噂の怪盗。
その噂は今では囁かれることもなくなっていた。
期間があまりにも短かったため、誰かが暇つぶしに適当なことでも言ったのだろう。
そういうことになっていた。

だが実際には噂ではなく、本当に怪盗が存在していたのだ。
・・・どういうわけか頻繁に皇帝陛下の元に姿を現している。


「陛下、・・・少しお聞きしてもよろしいでしょうか」

帝国近衛兵長タンクレッドは目の前で執務をこなしている皇帝、アズィーザに
意を決したように尋ねた。

「なんでしょうか」

「その、そこの青年はシーフギルドの者・・・でございますね?」

アズィーザのすぐ傍には赤い髪の痩身の青年が立っている。

「ふふっ、近衛兵長殿。俺のことはその辺の石ころ程度に思っていただいて結構ですよ」

「お前には聞いていない、私は陛下にお聞きしているんだ」

2人のやりとりに苦笑しながらアズィーザが話す。

「申し訳ありません、タンクレッドさん。ご紹介が遅れてしまって
 彼はスイフトさんです。私のお手伝いをしていただくことになりました」

「ああ、残念。謎の男のままで居たかったんですけどね」

手伝いとは何の手伝いなのか、他にも疑問が多々あるのだがアズィーザもスイフトと紹介された男も
これ以上は何も話すつもりはない、そんな雰囲気だった。
シーフギルドの者とはいえ、このスイフトという男は他のギルドの者たちと違い素通りできないような何かを纏っていた。

「・・・承知しました、陛下の御心のままに」

「ありがとうございます、・・・ところでタンクレッドさん
 そろそろ時間のようですね」

作業の手を止めその場にいた2人に微笑みかけると、アズィーザは皇帝の間へと足を進めた。


皇帝の間には既に3人の人物が玉座の前で跪いていた。
その3人はアズィーザがあの日出会った者達。

「コウキンさん、ハーキュリーズさん、スターリング。来て下さって嬉しいです」

表をあげてください、アズィーザの言葉に3人は顔を上げる。

「遠征のお供なんて面倒なものによくも選んでくれたよね、陛下
 ま、でも俺も命は惜しいからちゃんと働くつもりではいるよ」

「まさかギルドでスターリングを選ぶとは思わなかったなー
 それが陛下らしいってことですかね?」

「ふふふ・・・面白い面子ですね、楽しくなりそうです」

この3人にタンクレッドを加えての遠征となる。

「皆さん、至らないところだらけだと思いますがよろしくお願いします」


その日夜、メンバーの親睦を深めようと城内の一室でささやかなパーティーが開かれた。

「ハーキュリーズさんはスイフトさんのお知り合いだったんですね」

「ええ、そうなんですよ。その関係でギルドのことを紹介したんですけど・・・
 どうやら陛下はスイフトよりスターリングに魅力を感じたみたいですね」

「やだな、その言い方。なんかすごく負けた気分になるよ」

年も同じなのだという。アズィーザが皇帝になったときからスイフトはやたら皇帝を気にしていて
あまりにもそれが異常だったためにハーキュリーズが気を利かせたのだという。
しかしアズィーザがギルドを訪れたときには丁度スイフトは留守で・・・。

「で、生意気な口をきいたスターリングが陛下の心を射止めたわけだな」

「お前がちょっと大人しくしててくれれば俺がお供になってたかも知れないのになー」

ハーキュリーズとスイフトからの視線を感じたのか、少し離れた場所で仏頂面をしていたスターリングは
ため息をつきながら部屋を出て行ってしまった。

「ちょっとからかいすぎたかな?」

2人は少し困り顔でお互いを見合っていた。

「私、少し様子を見てきますね」

そういうと、アズィーザはスターリングを追って部屋を後にした。


部屋をでてすぐ右に行った突き当り、壁を背にしてスターリングは佇んでいた。

「意外にすぐ近くにいたのね、もっと遠くに行ったかと思ってた」

「期待に添えなくて悪かったね」

会った時と変わらない少し挑発的な口調。いつも通りだ。

「書状のこと、無視するかなって」

そんな調子だからきっと遠征の供になどならないと考えていた。

「でも、絶対来てくれるって思ってた」

「何それ、矛盾してるんじゃないの?」

「そうね」

アズィーザは自信に満ちた目でスターリングを見つめていた。

「・・・俺って基本的に物事にあんまり興味って無いんだよね」


「でも陛下に初めて会ったとき・・・ちょっとわくわくっていうか・・・
 そんな気分になったんだよね」

「わくわく?面白そうって思ってくれたってこと?」

気がつけばスターリングはその初めて会った時のような笑みを浮かべていた。

「書状が来た時も面倒だなって思ったんだけどさ、でも陛下となら退屈しないんじゃないかって
 そう考えた。俺にしては珍しいことにね」

生命にも関わるであろうこの遠征の供を退屈するかしないかで考えているとは。
結構ないい度胸だ、と思わずアズィーザは笑ってしまった。

「笑うなんてちょっと酷いんじゃないの?こうさせたの陛下なんだよ」

「あら、人のせいにするつもり?」

「もちろん責任取ってくれるよね、陛下」

「口が減らないのね」

 

「あれ、そういうところが気に入ってくれたんじゃないの?」

そうかもしれない、皇帝という立場に物怖じしないでくれる人が一人は居てくれないと___________。

こうしてアズィーザ帝によるフィーリングだけでと言っても過言ではないメンバーが選ばれたのだった。
 

2010/11/21 (Sun.) Trackback() Comment(0) 本編。

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